中小企業のキャッシングでは借り入れしないほうがいい?

中小企業のキャッシングって、闇金融と区別がつきにくいし、金利も高いって聞いたんですが、借り入れしないほうがいいですか?ちょうど申し込もうと思ったら、その話が出てたんで、気になっています。
(⇒闇金ってどんなところ?

お借り入れが初めてなら、まずは大手を!

中小企業のキャッシングについてですが、確かに、銀行や大手の消費者金融などと比較して、金利が高いものが大半です。相場は限度額50万程度のところで、18.0~20.0%、金融事故があってブラックになった方でも借りられる場合がありますが、その分、どうしても金利は高めの設定になっているということでしょう。
(⇒中小消費者金融の使いどころを考えよう

ただ、金利20.0%というのは、10万に満たない金額を借りるときの金利である場合が多く、10万以上借りている方の場合、18.0%で借りられるというのが、普通ですね。

それでも、こうした中小企業の場合、そもそもそんなに貸してくれないことが多くて、最初は10万、20万の限度額、場合によっては、5万円の限度額という方もいるため、大手消費者金融では借りられない人たちが、本当にちょっと生活で困って借りに行くような場所というイメージを持っていただければ良いのではないでしょうか。

ですから、あなたがもし、お借り入れが初めてということであれば、まずは銀行や大手消費者金融から受けてみるほうが良いですね。それで落ちてしまうようなら、考えてみてください。ただ、こうした中小企業は、返せない人に貸してくれるところだと思ったら、間違いで、単にブラックになっているだけで、借りたらきちんと返済できるという方にお金を貸す会社なので、返済できないのに申し込むことは、避けてください。

既にブラックという状況であれば、大手は貸してくれないですから、中小企業で探してください。

中小企業の借り入れ、キャッシングについて説明します

経済産業省・中小企業庁の2012年2月時点での集計結果では、中小企業・小規模事業者の数は385万社あり、日本全体の大企業も含めれば実に99.7%が中小企業という計算になります。

このように日本産業の全体に占める中小企業の割合は非常に高い状態です。その中で、2009年の集計結果と比較すれば全国で35万社(増減率で8.3%減)が減少しており、経済不況の中で倒産・廃業を余儀なくされている業者も少なくないことが窺えます。

このような中小企業が事業を継続していく為には、何が必要か?一番必要なものは事業継続に係るお金です。簡単に言えば、どんなに不況だろうが企業は事業継続していくことが可能です。

そこで、必要となってくるのが事業資金の借り入れです。企業であれば、取引先への支払、得意先からの入金があるため必ず、いずれかの金融機関との取引を行います。その金融機関から都度必要な資金を調達するのです。(参考ページはこちら→金融機関の種類について

ただし、金融機関といえども商売です。むやみやたらに回収の見込みの無いお金を貸し出すことはしません。ここで金融機関が事業資金貸し出しの際にチェックするポイントを簡単にご説明します。

その会社の自己資本比率は何%か。自己資本比率とは簡単に言えばその会社の持つ、総資産(現預金や売掛金、土地等々)・負債勘定(借入金や未払金等々)など全て合わせた中で、自己資本(自分のもの)がいくらあるかを示すものです。負債勘定が少なく、自分のものが多いほど自己資本比率は高くなります。

逆に負債勘定が多く、自分のものが少なければ、自己資本比率がマイナスとなり、マイナスとなった場合は債務超過(自分が持っている資産が無く、逆にマイナスとなる)状態になります。債務超過状態の会社にはよっぽどの事が無い限り(社長が資産家、運送会社で減価償却費を多く払っている、節税対策でわざと赤字にしているなど)金融会社は事業資金の融資を実行したりはしません。

まずは少ない額でもいいので、毎年の決算で利益を計上する。このことで自己資本比率を確実に増強していくことが必要です。毎期少額でも安定した利益を計上している会社では、事業資金の借り入れはスムーズに行うことができますし、金利の引き下げ、社長用のキャッシングカード(事業資金借り入れの際の優遇金利適用カード)なども発行される場合があります。
(⇒よりお得な金利で借り入れるには

金融機関さえ味方につけておけば、企業が倒産することはまずありません。

【参考ページ】
事業者でも融資って受けられる?