キャッシングの申し込みで嘘の年収を記入してもバレませんか?

キャッシングを利用しようと思い、ネットでいろいろな金融会社のサイトを見ました。ネットで完結するタイプも多く、これは便利ですよね。ただ、ふと思ったのですが、申し込みのときに年収をごまかすことができるのではないでしょうか。限度額を大きくしたい、他社借り入れがあっても余裕があるようにしたい、だったら年収を適当に増やして申し込めばいいのではないでしょうか?
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怪しいと見られたら所得の証明を求められることになるでしょう

実は年収を記入する申し込みフォームがあったとしても、審査ではそこに記入された金額を鵜呑みにするわけではありません。とくにネットでの申し込みの場合は、モバイル環境で利用してる人もいるわけで、入力ミスは起こりがちです。

カードローンを審査しているところでは、申込書を縦横斜めからチェックします。それもほぼ瞬時です。最短30分以内に審査結果をお伝えするところも多いでしょう。実際、ネット申し込みなら、すぐに結果が出ます。それだけのデータの蓄積があるのです。過去の例に照らして、ちゃんとした人なのか、少し間違えている人なのか、または悪意ある人なのかをおおよそ分類してしまいます。

たとえば、年齢と社歴、職種がわかれば、おおよその年収がわかります。それから大きく外れている場合は、間違えているか、わざと多めの金額つまり嘘を記入したことになります。そうした人は、あっさりはね付けることもありますし、一応、電話などで確認を取って記入ミスならやり直してもらうといったことをするのです。
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悪質な嘘による申し込みをしたことが明らかな場合は、信用情報にそのことが汚点として残ることもあります。たとえば一度に多数の金融会社に、同様の嘘の申し込みをする、といった行為です。悪質とみなされて信用情報に残ってしまうでしょう。

こうなると、今後、まじめな申し込みをしても、その過去を疑われて審査で厳しい目に遭う可能性が出てきます。

たとえば、その年齢でその職種なら一般的に年収が300万円から500万円の間だとしましょう。それなのに600万で申し込み、30万円の限度額を希望していたら「これはおかしい」と思いますよね? 所得の証明をしたくないから、限度額は低めにし、信用を得たいからと年収は多めにする。稚拙な嘘だと思われるでしょう。

年収600万円なら、100万円以上の利用額を申し込んでも不思議ではありません。そのほうが金利が安くなるタイプなら、信用がある限り、高い限度額にしたいはずです。わざわざ金利の高い低い限度額を申し込むのはおかしいですよね。

そしてもちろん、600万円の年収にふさわしい100万円超の利用限度額を申し込めば「では所得の証明書類を送って」と言われるわけです。そうでなくても怪しい場合は年収に関係なく最低限の利用限度額になるでしょう。

お金を借りること。それは信用の証しです。信用を損ねるような行為をしてお金を借りた場合、犯罪とみなされる場合もあるのですから、意図的に嘘を書くのはやめておきましょう。

嘘の年収でキャッシングの契約をするとどうなるか

キャッシングのカードを申し込む際、必ず申込書に年収を書く欄がありますよね。皆さんは正直に本当の年収を書いていますか。
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確かに、50万円を超える借入れの際には貸金業法の改正により年収を証明する書類等が必要になりましたから、嘘をついてもばれてしまいますね。しかし、50万円未満の借入れの場合や、50万円以上の借入れでも年収証明を偽造して、嘘の年収を申込書に書いてしまった場合、あなたはどうなるでしょう。

単純に見栄をはりたいであるとか、本当の年収を書いたら審査に通らないのではないかとか、動機は様々ですが、絶対に嘘の年収を書くのはやめましょう。今まで書いていた人は次からはやめてくださいね。

それはなぜかというと、警察に捕まってしまうかもしれないからです。そんなことくらいで捕まるはずがないと思うかもしれませんが、あり得ることですよ。

というのも、刑法246条には「人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。」とあります。この場合では、嘘の年収を申込書に書くことが人を欺くこと、それによって業者にお金を貸させたことが「財物を交付させた」ことにあたるのです。もし、業者があなたの本当の年収を知っていればお金を貸さなかった場合には、確実に詐欺罪にあたります。

そんなことで捕まった人なんか聞いたことない、という人もいるでしょう。しかし、それは普段業者が告訴などをしていないか、あまり報道されていないだけであって、もし業者が告訴して警察が悪質だと考えれば、警察が逮捕することが可能です。あなたはそれほど自分の身を危険にさらしたいですか。

また、ちゃんとお金を返済すれば罪に問われないと思うあなたも大間違いです。嘘の年収を申込書に書いて、お金を借りた時点で詐欺罪が成立します。

ちなみに年収証明書を偽造した場合には、より悪質だと判断されるでしょう。

そのようなことですから、キャッシングの申込書には正直に本当の年収を書いてくださいね。
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