カードキャッシングで自己破産してしまったらもう借りられない?

カードキャッシングのことで知りたいのです。もし自己破産してしまったらもう借りられないのでしょうか?ずっと一生、借りられないのでしょうか?(参考ページはこちら→自己破産による融資への影響

信用情報は5年保存なので、6年目以降なら借りられる可能性

自己破産は債務整理の中でももっとも厳しいものです。現在は裁判所も自己破産はできるだけしない方向で、債務整理を進めるようにしています。このため一時期、社会問題になった頃に比べると平成15年(2003年)の約25万件をピークとして減り続け、いまでは10万件を切っています(平成25年に約8万件)。

自己破産は、その時点で存在している財産で返済の限度にしてしまうもので、しかも全財産ではなく生活に必要な財産は別となりますので、わずかな金額を債権者たちで分けるしかなく、やり方しだいでは自己破産をした者勝ちな面もありました。もちろん、財産を隠したり、意図的に自己破産した場合は罰せられることもありますが、債権者(お金を貸した側)は、1件ずつ検証していく手間と時間がありません。

こうした点から、現在は返済期間が延びたり、金利を減免するといったことはしても、できるだけ返済する債務整理が中心となっています。これにより債権者もある程度の返済を受けられますし、債務整理をした側がやり得になるようなケースは減りました。

自己破産も債務整理も、信用情報に記載されます。信用情報とは、各金融機関、クレジットカード会社、消費者金融、信販、ノンバンクなどがそれぞれ3つの信用情報機関に、借り入れた人の情報を蓄積し、それぞれに相互に情報を利用し合っているものです。(参考ページはこちら→融資に関わる信用情報機関とは?

つまり、Aさんが消費者金融で借りている情報を、銀行も、クレジットカード会社も、信販もノンバンクも知ることができます。審査のときには、この情報を照会することで、情報がある人については大いに参考となるものです。

総量規制で年収の3分の1以上を貸し出すことができない貸金業では、この申込時に他社借り入れを申告させていますが、このような信用情報と照らしてチェックしています。このため、他社での借入件数が増えていくと、新規の申し込みはしにくくなるのです。

自己破産や債務整理についても、情報はここに入っていますから、自己破産した人がカードローンの申し込みをすれば、当然、わかるはずです。ただし、信用情報は5年分を保存することになっているため、6年たてば記録はなくなります。

ということで、自己破産をした人でも、一生、借りることができなくなるわけではなく、信用情報がきれいになって、しかも審査の条件に合う場合には、再び借りることも不可能ではないのです。

ただしいまの時代、携帯電話でもローンを組む人が多いのですから、信用情報になにも記載されていない人はかえって信用されません。この点で、慎重に審査される可能性は高いでしょう。

自己破産者がカードキャッシングを受けられないとは限らない

カードキャッシング。最近よく耳にする言葉です。消費者金融や銀行、信用金庫などが発行している金融商品の一つで、限度額の範囲内ならば、いつでも何度でもお金を借り入れることができると言ったものです。コンビニのATMなどからも現金を引き出すことができるので、その利便性は非常に高いものと言えます。

ところで、このカードキャッシング。金融機関から融資を受けるものではありますので、当然ながら契約に先立って審査と言うものがあります。審査では、本人の属性や信用力が確認されます。

属性とは、勤務先や年収、資産状況や住居形態など、その人の金融資産等に関わる形式的な情報のことです。通常は、申込者本人の自己申告に基づく情報を、コンピューターが自動審査します。

属性審査を通過すると、信用力の審査です。信用情報機関と通称されるところがあります。ここに金融機関が申し込み者の過去の借金の状況などを問い合わせます。債務整理やクレジットの悪質な未納などの情報が残っていれば、ここで審査に落とされることもあります。(参考ページはこちら→返済能力に問題がある人は融資を受けられない

なお、債務整理とは、任意整理、民事再生、自己破産の三つのことを指します。司法書士や弁護士の力を借りて、抱える借金の一部、または全部を帳消しにしてもらうことです。この履歴は、通常、整理が済んでから5年間は信用情報機関に残ります。この履歴が消えていない人のことを、ブラックと呼びます。

ところで、ブラックの人は、普通は金融機関から融資を受けることはむずかしいとされます。しかし、ブラックに融資をしてはならないと言う法律はありません。融資をするかどうかは金融機関の判断です。

ブラックの人は、確かに過去には金融事故を起こした履歴を持ちます。しかし、その整理が済んでもなお、5年間はブラックとして情報が残ります。この5年間は、いわば無借金の状態です。稼いだお金は、すべて自分の懐に入ってくるのです。ある意味、とても健全です。そこを評価して、中小の消費者金融では審査に合格させることもあります。(参考ページはこちら→小さめの金融業者は特殊?